楽天銀行とイオン銀行どっちがお得?金利や手数料など比較・検証!

こんにちは。ナカビズです。

本日は「楽天銀行とイオン銀行はどちらがお得?」と題して説明していきます。

ネット銀行は、メガバンクに比べてATM手数料や振込手数料、預金金利などがお得で、最近のビジネスマンはネット銀行の口座を一つくらいお持ちでしょう。

その中でも人気ランキング常に上位の「楽天銀行」と「イオン銀行」。

「楽天銀行」は2008年に前身の「イーバンク銀行」が楽天に買収されたことにより誕生しました。

口座数はすでに810万口座を突破し、ネット銀行では日本一。

預金総額も3兆4018億円に達しています。

「イオン銀行」は2007年10月に「商業と金融が融合した小売業の銀行」を目指して開業しました。

「セブン銀行」とならび、商業施設との連携を主体とする銀行のひとつです。

順調に右肩上がりの成長を続け、2019年度の時点で、口座数656万口座、預金残高3兆4834億円に達しています。

両方とも利用できるATMも多く、使い勝手のよいネット銀行であることには間違いありません。

人々はネット銀行に、メガバンクにはないお得感を求めています。

効率よくポイントが貯まるように、「楽天経済圏」「イオン経済圏」のどちらにしようか迷っている人も多いでしょう。

「楽天銀行とイオン銀行はどちらがお得?」について、詳しく紹介していきます。

楽天銀行とイオン銀行はどちらがお得?徹底比較!

楽天銀行とイオン銀行はどちらがお得なのか、金利や手数料などを徹底比較します。

普通預金の金利

楽天:0.02%
楽天は「楽天銀行」と「楽天証券」の口座間で、資金の移動を便利にする「マネーブリッジ」というサービスがあります。
このサービスに申し込むと、普通預金の金利が年0.10%に上昇します。
楽天証券の口座を開設する必要がありますが、銀行・証券どちらの口座も、開設、口座維持、口座間の入出金はすべて無料です。
株をやっている方、または今後資産運用を考えている方は、楽天銀行と証券を同時に申し込むのがよいでしょう。
さらに、「ハッピープログラム」にエントリーすると、楽天証券での取引で、楽天スーパーポイントが貯まります。
このプログラムには5つのステージがあり、最高の「スーパーVIP」になるには、残高300万円以上、国内・外国株式、個人向け国債、楽天FXなどの取引が月30件以上が必要です。
このスーパーVIPになることは、金利には関係ありません。
しかし楽天スーパーポイントの獲得倍率が、最大3倍になるところにかなりお得感を感じる方もいるでしょう。

イオン:0.001%。
イオンは「イオン銀行Myステージ」と呼ばれる、「イオン銀行スコア」に応じてブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナの、4段階の特典サービスがあります。
「イオン銀行スコア」を集めるには、まずは年会費無料のクレジットカード「イオンカードセレクト」を作ります。
そして、
・イオン銀行のインターネットバンキングに登録
・「イオンカードセレクト」のクレジット機能またはWAON機能で、月に1回以上決済

すれば、簡単にシルバーステージの条件は満たせます。
「イオン銀行スコア」はイオンデビットカードの契約で10点、外貨普通預金積み立ての口座振替で30点、WAONのご利用金額により10~100点など、「イオン経済圏」で生活するのなら、プラチナステージの150点には、意外と簡単に到達できるかもしれません。
普通預金の金利はブロンズから、0.03、0.05、0.1、最高のプラチナステージは0.15%の普通預金の金利がつきます。

普通預金の金利にこだわるのなら、楽天銀行の方がいいですが、私の動画を観ているビジネスマンのみなさんは、普通預金に現金を置いておくようなことはしませんよね。

投資にまわしたり、もっと金利のいいところにお金を移動させているでしょう。

ですから、普通預金の金利で比較するのは、少しナンセンスです。

利用可能なATMと利用手数料

楽天:セブンイレブンのセブン銀行、イオングループのお店にあるイオン銀行などでは220円の手数料で入出金と残高照会が利用できます。
ローソン・ファミリーマートATMを利用する場合、そして三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行では275円の手数料で利用できます。
楽天のスーパーVIPで月7回まで手数料無料で利用することができます。

イオンイオン銀行ATMは24時間365日完全無料で、時間外手数料はありません
ミニストップ以外のコンビニATMを利用する場合、平日日中は110円、それ以外は220円で入出金できます。
三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行であれば、平日の日中の入出金は無料で、それ以外の時間帯は110円です。
イオンのプラチナステージで月5回手数料無料で利用できます。
一点気になるのは、提携銀行はがとても多いにも関わらず、セブン銀行では取り扱いすらありません。
ご注意ください。

みなさんの多くは、既にキャッシュレス化されていると思います。

両銀行とも、現金を引き出す際には、手数料無料の特典内で利用すれば、お得です。

急に現金が必要になることがある場合は、イオン銀行の方が手数料は安めです。

イオン銀行は、母体が商業施設のライバル、「セブン銀行」では取り扱ってくれないという、同業種の小さな小競り合いが表面化されていて、ちょっと微笑ましいです。

振込手数料

楽天:銀行の口座宛は無料です。
他行への振込手数料は3万円以下で税込み168円、3万円以上で262円です。
スーパーVIPで月3回まで無料で、一件の取引で楽天スーパーポイントが1~3ポイント付きます。

イオン:インターネットバンキング・ATMによる振込は、イオン銀行口座宛は無料です
他行宛の振込手数料は税込み220円です。
プラチナステージで月5回まで他行宛振込手数料が無料です。
ATMによる現金振り込みは、イオン銀行宛は5万円未満で220円、5万円以上で440円。
他行宛は5万円未満で440円、5万円以上で660円です。

ここで分かりやすいのは、実店舗のない楽天銀行は、ATMからの現金振り込みは想定されていないということです

少額振込が多い人は楽天の方がお得ですが、3万円以上の振り込みが多い人はイオンの方がお得です。

定期預金金利

楽天:期間が7日から10年、1000円以上から1000万円以上でも、一律0.02%です。
「資金お引越し定期」というサービスがあり、自分名義の他行口座から、楽天への振込金額に対して適用されます。
1か月で0.12%と高めに設定されています。

イオン:同じように「スーパー定期」と「大口定期(3000万円以上または未満)」でも、一律0.02%です。
積立式定期預金は、0.08%です。

投資信託

楽天:現在2652銘柄の取り扱いをしています。
月々100円からの投資積み立てができ、「自分年金」を始める人が増えているようです。さらに楽天スーパーポイントや楽天証券ポイントを、投資信託の買い付け代金の一部または全部に利用できます。
そして投資信託の積み立てでもポイントが利用できます。
そして「楽天スーパーポイントコース」に設定すると、投資で貯めたポイントは楽天市場など楽天グループで利用可能です。

イオン:現在300銘柄を取り扱っています。
投信自動積立なら毎月1000円から積み立て可能で、購入時手数料が全ファンド50%OFFになります。
購入時手数料が、電子マネーWAONポイントとして還元されます。

取扱い銘柄の数だけ見れば、圧倒的に楽天銀行です。

しかしイオン銀行のメリットは、イオンモールならほぼ365日、店舗に相談しに行くことが出来ることです。

そして投資信託は、手数料が結構かかるので、かえって損をしてしまうことがあります。

その手数料をWAONポイントとして還元してくれるのは、とてもお得に感じます。

住宅ローン

楽天:新規借り入れでは、変動金利で年0.527%、10年の固定金利で年0.917%。
事務手数料は一律330000円です。
フラット35(新機構団体信用生命保険付)15年以上20年以下年1.19%、21年以上35年以下年1.24%。新規借り入れで楽天スーパーポイント10000ポイントプレゼントされます。

イオン:新規借り入れでは、変動金利で年0.52%、当初10年固定特別金利プラン年0.69%
事務手数料は借入金額の2.2%です。
フラット35(新機構団体信用生命保険付)返済期間20年以下年1.19%、返済期間21年以上年1.24%。
住宅ローン契約者には、イオングループでのお買い物が毎日5%OFFのほかいろいろな特典が付きます。

手数料の点だけ見ると、借入金額が1500万円を超える場合、楽天銀行の方が安く、1500万円以下なら、イオン銀行の方が手数料が安くなります。

そして楽天銀行はSkypeでの相談になりますが、イオン銀行は実店舗で対面で相談できます。

これは他のネット銀行にはない大きなメリットです。

楽天銀行は、自分で書類をそろえなければならないので、書類の管理が苦手な人や、書類の準備が面倒に感じる人には向いていません。

最終的には楽天で楽天スーパーポイントを獲得するか、イオンでの買い物5%OFFを選ぶか、決め手はローンの金利以外の部分にありそうです。

ポイント

楽天:楽天経済圏でポイントを上手に貯めて使いましょう。
例えば楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行に設定するだけで、楽天市場のSPU(スーパーポイントアッププログラム)で獲得するポイントが+1倍になります
楽天証券の口座を開設して、月に一回500円以上のポイント投資をすれば、SPUで獲得ポイントがさらに+1倍になります。
楽天銀行・楽天カード・楽天証券を連携させて、ポイントを効率よく獲得しましょう。そして楽天スーパーポイントは、楽天市場他、マクドナルドなどの加盟店で、現金同様に使えます。
節約にもなりますね。

イオン:ポイントが3種類あります。
・クレジットカードのイオンカードセレクトを使うともらえる「ときめきポイント」
・電子マネーの「WAONポイント」
・お買い物ポイントの「WAON POINT」
があります。
「ときめきポイント」は「WAONポイント」「WAON POINT」に交換可能です。
電子マネー「WAONポイント」は交換不可です。
「WAON POINT」は電子マネー「WAONポイント」に交換可能です
とてもややこしいです。

両方とも、常にいろいろなキャンペーンを行っています。

こまめにチェックすることで、お得にお買い物が出来て、節約になります。

まとめ

「楽天銀行とイオン銀行はどちらがお得?」というテーマで、いろいろと比較してきましたが、結局はどちらの「経済圏」で生活するかということが、決め手になりそうです。

または、両方の口座を持っておくのもお勧めです。

どちらも口座開設も維持費も無料です。

投資は楽天、日々の生活の支払いはイオンなど、それぞれの強みを上手く利用することが、最善の方法だと考えます。

住信SBIやソニー、ほかにもたくさんの魅力的なネット銀行があります。

銀行に対して何を求めるかは、人それぞれ異なりますので、各銀行のメリット・デメリットを事前に調べてから、口座開設してみてください。

それでは最後にここまでの情報をまとめます。


【楽天銀行・イオン銀行どっちがお得】

  1. 普通預金の金利
  2. 楽天:0.02% 最高0.1%
    イオン:0.001% 最高0.15%
  3. 利用可能なATMと利用手数料
  4. 楽天:220円~275円 スーパーVIPで月7回まで手数料無料で利用できる。
    イオン:イオン銀行ATMは24時間365日完全無料で、時間外手数料。コンビニATMは平日日中は110円、それ以外は220円。三菱UFJ・みずほ・ゆうちょ銀行は、平日日中は無料、それ以外は110円。プラチナステージで月5回手数料無料。セブン銀行で取扱いなし。
  5. 他行振込手数料
  6. 楽天:楽天銀行宛は無料。他行宛3万円以下で168円、3万円以上で262円。1件の取引で楽天スーパーポイントが1~3ポイント付く。
    イオン:インターネットバンキング・ATMでイオン銀行宛は無料。他行宛は220円。ATMによる現金振り込みはイオン銀行宛で5万円未満で220円、5万円以上で440円。他行宛現金振り込みは5万円未満で440円、5万円以上で660円。
  7. 定期預金金利
  8. 楽天・イオンともに一律0.02%で、全く同じです。
  9. 投資信託
  10. 楽天:現在2652銘柄の取り扱い。月々100円からの投資積み立て可能。投資信託の買い付け、積み立てでスーパーポイントが使えたり、ポイントが貯まる。
    イオン:現在300銘柄を取り扱い。投信自動積立なら毎月1000円から可能。手数料がWAONポイントとして還元される。
  11. 住宅ローン
  12. 楽天:新規借り入れでは、変動金利で年0.527%、10年の固定金利で年0.917%。事務手数料は330000円。
    イオン:新規借り入れでは、変動金利で年0.52%、当初10年固定特別金利プラン年0.69%。事務手数料は借入金額の2.2%。
  13. ポイント
  14. 賢く集めて、上手に使いましょう。

ナカビズチャンネルでは、転職と副業、ライフハックについてホワイトボードアニメーションでわかりやすく解説しています。

これから転職や副業をお考えの方は、他の動画もぜひチェックしてみてください。

ナカビズチャンネルで動画を観る

コメント

タイトルとURLをコピーしました